みんなと違うことへの不安。違和感。
社会で生きていく上で。子どものころから持っている不安。
それは「みんなと違うこと」
家族と。友達と。学校のみんなと。スポーツチームのみんなと。
「自分だけがまわりと違うこと」への違和感や不安感。葛藤。たくさんの気持ちがあると思います。
私にも3人の子どもたちがいます。もしかしたらそういう葛藤に悩まされる日が来るのかもしれません。
でも。
それでも、自分自身を肯定できて。自分自身が好きでいることができたなら。
それ以上に求めるものはないと思っています。
だって。
自分は自分だから。
他人のための人生ではなく。
それは。
あくまで自分の人生だから。
ひと様に迷惑をかけ、傷つけることがないのであれば。
自分らしく生きていいんだよって。
これまでも。
これからも。
そう考えながら、子どもと接していければって思っています。
そんな思いを伝えることができた1冊
そんな思いを子どもに対して伝えるのって。結構難しいんですよね。
人生観、価値観を伝えるのって。
そんなときに。1冊のこの絵本と出会いました。
作者はきっとたくさんの人が知ってる「サトシン」さん。
子育てをされているかたの中では「サトシンさん」って絵本作家さん。結構、有名なかただと思います。
私が記憶している中では、コロナ前は全国を講演会で飛び回られていて、我が家も参加したことが数回あるぐらいファンです。
「うんこ!」や「おてて絵本」などなど。他にもたくさんの有名な絵本の作家さん。
わたしはあかねこのストーリーは?
わたしはあかねこ。とうさん、かあさん、きょうだいたちとぜんぜんにてないけのいろだけど、わたしはこのいろきれいでかわいくってすきだったの。でも…。
とうさん。かあさん。そして兄弟たち。あかねこ以外のみんなは猫の毛色が似ています。
あかねこだけが。真っ赤で似ていないんです。
家族は。そんなあかねこを可哀想に思い、あかねこに色んな試みをします。もしかするとそれは家族なりの思いやりだったのかもしれません。
ひとりだけ違うということに対して。
でも。
あかねこはそうではありませんでした。
自分は自分のままでいたかったんです。
最近になってようやく「多様性」という言葉を日常的に眼にすることになりましたが。
きっちんパパの時代は。なかなかそうもいかず。
きっと、たくさんのかたが「本当は違うのに」という思いや葛藤を抱えながら。たくさんの時間を過ごしてきたんだと思います。
自己肯定感を高めるために

「あなたはあなたのままでいい」って。周りと違う自分に対して言って欲しいひとことですよね。
そうじゃなくても。自分の存在を無条件に肯定してくれることって。
子どもだけじゃなくても。大人でももちろん。
なんだか、生きやすくなるヒントが詰まった1冊なのかもしれません。
ちょっと人生に疲れたときに。
この1冊をオススメします。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
きっちんでした。